2014年からのご縁
家族写真を撮ることは、家族が揃った「その日」を残すことです。
けれど、毎年一枚ずつ撮り続けてみると、写真はそれだけではなくなっていきます。
子どもが大きくなり、家族の人数が増え、表情が変わり、いつの間にか親子の背丈も近づいてくる。
一枚一枚を並べてみると、そこには、その家族が歩いてきた時間そのものが写っています。
そんなことを、あらためて感じさせていただいたご家族がいらっしゃいます。
はじまりは、結婚式でした
このご家族との最初のご縁は、結婚式の撮影でした。
そして2014年から、毎年11月にご家族でお越しくださるようになりました。
以来、欠かすことなく一年に一度。
2025年にも、いつものように皆さん揃ってスタジオへお越しくださいました。

考えてみれば、12年。
干支が一廻りするほどの時間です。
最初の写真に写っているのは、まだ赤ちゃんだったご長男。

それから一年、また一年と撮影を重ねるたびに、少しずつ顔つきが変わっていきます。



ご長男も始めの5年は一人っ子。甘えん坊さんでした。七五三の撮影もお任せ頂いた日が懐かしいです。



やがて、弟が生まれ、お父さん、お母さんを独占することは出来なくなってしまいます。でも、それも成長には必要な試練。暖かなお父さんとお母さんの愛情に育まれ、仲好しの強打にになってゆきます。
幼い頃には隣に並んでいるだけだった兄弟が、いつしか肩を並べて笑うようになり、さらに年月が経つと、それぞれの個性が写真の中にもはっきりと見えてきます。

そして何より面白いのは、毎年の写真を並べて初めて気づく変化です。

その年には「少し大きくなったかな」と思う程度でも、数年前の写真と見比べてみれば、驚くほど違っている。

写真は、変化の瞬間を記録するものではありません。
むしろ、変わっていく時間そのものを、あとから見つけるものなのかもしれません。




