人に見せる写真だからこそ
人に見せたくなる写真にしたい
あまり知られていない持込みの技
論より証拠。実際のお客様にご協力頂き、持込写真で更新した免許証を見てみましょう。一目瞭然。自然な表情に、光が綺麗に回り、気になるしわや肌のくすみもめだちません。また左右の傾きも無く、これから5年間誰にでも見せたくなる運転免許証になったとお喜びいただけました。
下之運転免許証のお写真がその5年前の更新時のものです。顔の明るさだけで光のむらによる不健康にさえ見える表情。お顔もほんの僅かですが左を向いてしまっています。写真と言う二次元になると人はこれを違和感と捉えます。さらに広角レンズ特有のパースがついてしまい、やや目が離れ、頬骨と鼻がやや強調されているのが分かると思います。
お化粧の違いもありますが、5年前の免許証の方が年齢も上に感じてしまうほどです。
こんなに分かりやすい免許センターでの写真
就職活動では、ほとんどの方が証明写真に気を遣います。また、パスポートも長く使うものだから。と多くの方がその写真を気にされます。
しかし、長く付き合う事ではパスポートに次ぐほどなのにもかかわらず、運転免許証の写真に気を遣う方は驚くほど数少ないのが現実です。しかも、その写真は「見るのも嫌」「見せるのも嫌」もっとひどくは「何か犯罪者の様・・・」などと酷評されているのが現実です。これは多くの方が、証明写真を持ち込める事を知らないことの現れでは無いでしょうか?
事実、実際カメラマンでも持ち込んだ写真で免許証を作ることが出来る事を知っている者は数少なく、知っていたとしても更新の期間が限られているため、情報をキャッチし時点で写真スタジオに行く時間が無い・・・というケースもあるかも知れません。
ではせめてボックス写真では!?
それなら、せめて持込だけでもすれば相当に変わるのではないか?正直この発想は私たちにもなかったのですが、今回、お客様のご提案とご協力で、私どものスタジオに来る直前に、証明写真ボックスでお写真を撮り、それをお持ちくださいました。
この写真は一枚目の運転免許証と同じ日に撮影した写真です。相当に性能の良くなった最近のボックスですが、まずやはり表情が硬いです。また、鮮やかな青いお洋服の色も、ほとんど黒く写ってしまっています。
ボックス内での限られた空間・時間で自分自身の良い表情を引き出すことは、簡単ではないでしょう。また奥行きの無いボックスでは、①相当な広角レンズを使わざるを得ないため、②凝ったライティングもほぼ不可能なため、写り方は免許センターや警察署での写真(更新前の免許の写真)とほとんど変わりがありません。これであれば、お写真を持ち込むメリットは、ほぼないと言って過言ではないでしょう。
1カット1カット、心を込めて撮影いたしております
2025年3月24日より、運転免許証とマイナンバーカードの一体化が出来る様になりました。
まだまだ連携のメリットや、利便性についての課題は取り沙汰されていますが、今後どのように普及してゆくのか、私たちも注目してゆきたいと思います。
いずれに致しましても、証明写真は必要です。是非、お気に入りのお写真は柿の木坂写真工房におまかせ下さい。