手紙を書く時間

秋になると、なぜか手紙を書きたくなります。

「読書の秋」「芸術の秋」と言われるように、少しだけ気持ちが内側へ向かう季節だからかもしれません。

柿の木坂写真工房では、季節のご挨拶やキャンペーンのご案内を、お葉書でお送りすることがあります。

メールやSNSが当たり前になった時代ですが、ポストに届いた一枚のカードには、どこか特別な温もりがあります。

工房で長く愛用しているのが、イタリア・フィレンツェの老舗紙工房「イル・パピロ」のポストカードやレターセットです。

歴史ある街並みや建築物が描かれたカードは、飾っておくだけでも美しく、眺めていると旅先の空気まで感じられるようです。

結婚式のアルバム制作では、イタリアの工房に特注でアルバムを製作してもらっています。その際に、レターセットやポストカードなどのステーショナリーも一緒に取り寄せるようになりました。

もともとは私たち自身が使うために輸入していたものですが、ご来店いただいたお客様から

「どこで購入できますか?」
「このカードを使ってみたいです」

というお声をいただく機会が増えました。

実際に使ってみるとわかるのですが、手漉き紙ならではの風合いや質感は、量産品にはない魅力があります。

写真もそうですが、紙には不思議な力があります。

手で触れられること。
時間とともに味わいを増していくこと。
そして、誰かの手から手へ渡っていくこと。

アルバムも手紙も、その本質は案外似ているのかもしれません。

これからも工房では、写真だけでなく、日々の暮らしを少し豊かにしてくれる紙の文化も大切にしていきたいと思っています。

イル・パピロのポストカードやレターセット、ステーショナリー類は、入荷のタイミングに合わせてご案内しています。

ご興味のある方は、ご来店の際にお気軽にお声がけください。

Share if you like it!
  • URLをコピーしました!
目次