小さな船のような島がティベリーナ島。
地図上、北北西の陸上トラックのようなのが現在のナヴォーナ広場。
その少し東、金色の丸い屋根がパンテオン。4世紀頃のローマの地図です。
さて、ついついこの間までハロウィンでにぎわっていたメディアや街やたくさんの人たち。それでもなんとなく暑い日が続いているなー。なんて思っていたら、いつのまにかあっという間に11月も今日まで。
ということで、明日からは一年の締めくくりディセンバーがはじまります。ところでディセンバーとはラテン語のデケム(Decem):10番目からきているのだそうです。はて?12月なのに何故10番目でしょう?
それは古代ローマ帝国の暦では一年のはじまりが今で言う3月からだったと言う事に理由があるのだそうです。
そうなると12月は3月から数えて10番目。デケムなのですね。
面白いので、それぞれの月の語源を調べてみました。
・第一月(3月:March)・・・・・軍神:Marsから
・第二月(4月:April)・・・・・女神:Aphroditeから
・第三月(5月:May)・・・・・・豊穣の女神:Maiaから
・第四月(6月:June)・・・・・結婚の守護神:Junoから
・第五月(7月:July)・・・・・ユリウス・カエサル:Juliousから
・第六月(8月:August)・・・・ローマ帝国初代皇帝:Augustusから
・第七月(9月:September)・・ラテン語の七番目:Septから
・第八月(10月:Octber)・・・ラテン語の八番目:Octoから
・第九月(11月:Nevember)・・・ラテン語の九番目:Novemから
・第十月(12月:December)・・・ラテン語の十番目:Decemから
・第十一月(1月:January)・・・ヤヌス:Janusから
・第十二月(2月:Febluary)・・・慰霊祭の神:Februaria)から
7,8,9,10に当たる月名は、なんとなく素っ気ない感じがしますが、英語に置き替えるとそれぞれ、Seven、Octopus(八本足→たこ)、Nine、Tenになりそうですね。 10年間のことを”ディケード”などとも言いますし、繋がりを調べるともっとたくさんの発見があるかも知れません。
ローマと言えば、柿の木坂写真工房には、古代、中世、現代の色々な関連本がありますよ。ご興味ある方はご来店の際にお気軽にお手にとってご覧ください。ちなみにテルマエ・ロマエはまだ無いです。。。