今日は、私の大学の恩師がタジキスタンで殉職してから１０年目の日。
昨日はそのメモリアルイベントがありました。
構想２年、実際に企画を具体化し始めて１年、ついに本番当日がやってきました。
大学で国際関係を学んでいた私。
大好きだった教授が国連の仕事でタジキスタンの和平の活動に携わるという
突然のニュースにびっくりしたととも
にうらやましさと憧れを覚えたことを今でもはっきりと覚えています。
それから約半年、私はテレビの速報で先生の訃報を知りました。
あれから１０年・・・
私は先生に胸を張って会えるような生き方ができているだろうか・・・？
昨日はメモリアルコンサートの撮影をしながらずっとそのことを考えていました。
コンサートは私の先輩であり、ボストン生活時代からの大親友がフルオーケストラの作曲、
構成をつとめました。
いろいろ大変なことがたくさんあったけれど
イベントは大成功に終わりました。
私は先生の思い出よりも、むしろ作曲者である先輩の葛藤や苦難を思い出し
感極まってファインダーが見えなくなってしまいました。
あれから、１０年。
先生に、よく頑張ったねと言ってもらえるような生き方を
もっともっとしていきたいと思った、節目の一日でした。