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桜と月

Isao

先日、母親の付き添いで着物の展示会へ行って来ました。
正直あまりパッとする物がなく、そろそろ帰ろうかぁ~
なんて思っていたら
「ちょっと遊んでいきませんかぁ~」と私と同じくらいの身長の女性に話し掛けられ
はぁ~、ではちょっと・・・と軽い気持ちで着いて行くと
桜をモチーフにした着物がズラリ!
私自身、桜が好きなのも有り、人目で飾られている着物に釘づけ
大胆に桜が描かれている物もあれば、花びらがヒラヒラと舞い落ちる
繊細な模様もあり、どれも見事でした。
着物の色も何度も丁寧に染められて有るので光の辺り加減で
何通りの色にも変化し、着物自身が生きているかの用に
自分で自分の良さを演出してくれるそんな着物でした。

そして、着物の素晴らしさに負けないくらい帯がまた素敵でした。
帯は月をモチーフにして有り両面使えるものなのですが、すべての帯に
365日の月の形が織り込まれていました。
お店の方が言うには「月は女性の守り神」だそうで
守ると言う意味と月が付く(運が上がるという意味。)
その他にも色々と月のお話をお店の人に聞かせてもらいました。

桜と月をモチーフにしたのは、月が桜を咲かせる。
と言う昔からのいわれが有るそうで、こちらのお店ではすべて桜と月だけ

その後も、桜茶と桜餅を頂きながら、自分の生まれた月の形も調べてもらい
着物を見に来たのに、目とお腹、気持ちと色々な意味楽しませて頂きました。

お店は京都の嵐山の近くに有るそうで
京都弁で話すお店の人と居ると自分がまるで京都に来ている様な・・・
そんな素敵な気分にさせて頂き、京都へ行った事のない私は益々、
京都へ行きたくなりましたなぁ~。

さすがに、着物は買えませんでしたが、いつかこちらのお店の
着物を着て京都見物がしてみたいです。
久々、イイ物を見せて頂きました。

母と二人満足して帰りました。

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