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神童

Isao

どうも、小杉です。

絶対音感って皆さんご存じですよね。さまざまな音を聞いただけで、それらの音程を特定できる能力ですが、この能力を習得できるのは3~4歳の頃がほとんどだそうです。
大人には真似できない、幼少期の学習能力が成せる事なのでしょう。

先日の撮影で、ゲストに新婦の甥っ子の4歳の男の子がいました。とても活発な子で、祖父から借りたデジタル一眼レフを首から下げて、新婦をバシャバシャ撮っています。
微笑ましい光景に、僕もニコニコその様子をうかがっていたのですが、次の瞬間、戦慄しました。その子が液晶モニターで画像を確認した後、カメラを縦位置に持ち替えたのです。それまで、撮った写真がモニターに映るだけで喜んでいた4歳の児童が、構図を考えて縦位置に持ち替えたのです。

恐る恐る近づき、その子のカメラのモニターを覗き見すると、前ボケを活かした素敵なポートレートが映っていました。
それ以降、その甥っ子をライバル視しながら撮影に励んだ僕は27歳。『甥っ子より7倍良い写真を撮る』が、その日の僕のテーマとなりました。

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