今朝、16時間の寝台特急で帰ってきました。久しぶりの北斗星は、それはそれは懐かしいものでした。
さて、いきなりですが今回の出張でとんでもなく恥ずかしい出来事がありました。あまりにみっともないので書くことも躊躇したのですが、同時にすでにおかしい話にもなりつつあるので、書いておきます。
22日の夕方、札幌に着いて早速ホテルにチェックインしました。すぐに地元の友人が部屋に来て少し過ごしました。外に食べに行こうと思ったのですが、折しも強い雨が降り出したためルームサービスで軽く食事を頼みました。やがて友人も帰り、私もシャワーを浴びて翌日の撮影に備えて早く寝ようとしたとき、食べ終えた食器を部屋の外に出しておくことに気がつきました。ワイシャツのボタンは全部外して、スーツのパンツもすでに脱いでいましたが、食器を外に出すだけだから・・・とそのままで玄関を開け、廊下に食器をおいたときです。
「ガチャッ・・・」なんと、オートロックのドアが閉まってしまったのです。鍵はもちろん部屋の中。どんなに頑張ってもドアは開きません。普通ならフロントに行って事情を話すところなのですが、12階の部屋から2階のフロントまで、ブリーフ一枚ではあまりに危険です。どうにかフロントに連絡を取りたいけれど、廊下を見渡しても内線用の電話もありません。人目を避けフロア中を探しても、連絡を取る方法がないのです。時間はすでに10時。誰かに見られたら本当に説明しづらいものがある。かなりの危機です。
その時、非常階段に通じるドアを発見。ドアには「緊急時以外使用禁止」の大きなサインがある。「緊急」には違いないので迷うことなくそこを開けました。するとありました、電話が!
フロントに連絡を取り、大雑把に事情を説明。「鍵を中に閉じこめたまま外に出てしまって部屋に入れない」。するとすぐに来てくれるという。待つこと2分くらい。しかし・・・・来たのが十代と思われる本当に若い女の子。さすがに恥ずかしくまた醜態を見せるのも悪いなぁと思って、非常階段のドアから上半身だけ出して(それはそれでとても怪しい格好ですが・・・)「下はブリーフ一枚だから見ないようにね!」と注意すると、その女の子かわいいことに後ろ向きに歩いてきて、後ろ向きのままドアを開けてくれました。そんなこんなで何とか危機を脱したわけですが、翌日のチェックアウトの時のフロントスタッフの妙ににこやかな対応は「素」だったのだろうか?逃げるようにホテルを後にした私でした。たぶん我が人生でも結構上位ランキングになる出来事でした!
北海道での恥ずかしい出来事
2006.09.24