笹倉です
今日は父の墓参りに行ってきた。命日の4/6に行きたかったが、仕事をしている身故父も許してくれるだろう。子供の頃から父を超えたかった。あまりに強くてあまりに怖かった父。わがままで子供以上に子供だった父、理不尽な事も沢山あった。
いつか超えてやる・・・の念が確信に変わりつつあった18歳の春、実にあっけなく他界していった。あれから23年。今日と同じ、やけに綺麗な青空とやけに風の強かったあの日。後ろ盾を無くし痛烈なアドレナリンの味を噛み締めたあの日。その味も今となっては懐かしい。祖父の顔を見ることなく育った無邪気な我が子の顔を見ながら、柄にもなく父の冥福と自らの命の少しでも永きを墓前に祈った。