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ライカプラン

Isao

今日は来月9日に撮影のお客様の打ち合わせでした。イースターエッグに注文される方の多くは手焼きのアルバムをチョイスされることが多いのですが、中でもこだわり抜く方は「ライカ」での撮影を希望されることがあります。で、このリクエストはなんと女性の方が多いのです。
古いライカのレンズで撮影すると、その設計の古さから、本来「光学的には甘い」はずの描写が「あま~い」に変わって、この魅力は他に代えるものを持たないようです。私自身、なぜこんな性能的には決して良くないレンズが・・・・とおもいつつ使い続けているのですから。
今回のお客様もライカでの撮影を希望です。ライカの場合、いつもと違って全てが手動です。露出も、ピントも、フィルムの巻き上げも、巻き戻しも・・・・最新プロ機から見れば、考えられないほど効率が悪く、リスクも高い撮影になります。いつもの機材なら、相当なハイアベレージで良い写真が残ります。また安定もしています。でも、ライカはアウトの可能性も高いです。ピントが合っていないとか・・・露出を間違えてしまったとか・・・・。じっくりとした撮影の望めないブライダルで、この機材を使うことはかなり無謀な行為でもあります。でも、何にも代え難い絵が描けることもまた多いのです。本当はハイアベレージで且つ、と言いたいのですが、今の所一度に両者は無理です。よって、撮影機会が一度きりのブライダルでのライカプランは必ずフォトグラファー二名体制となります。チャンスに強い最新一眼レフによる撮影と、美的描写のライカの最強コンビネーション。贅沢だなぁ!!

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