梅雨は、革靴にとってダメージの心配な季節。少しでも雨が降りそうだと、少々痛んでもあきらめのつく靴を選んで履いてゆきます。靴に限らず革製品は日頃の手入れ次第で全然持ちも見栄えも違ってきます。
イースターエッグでも最近は本革のアルバムが多くなりました。本革のアルバムは、その質感からとても人気で、結婚式の写真という性格からしてもとてもおすすめです。でもやはり生き物です。日頃の手入れを怠ると、折角の本革がすぐに輝きを失ってしまいます。特に湿度の高いこの季節、うっかりとカビでも生やしてしまわないように、湿度の高い場所に置きっぱなしになどしないよう十分気をつけてくださいね。それから繰り返し何度もアルバムをご覧になっているうちに、表紙が革特有のいい感じになじんでゆきますが、このときにも時々革クリーム等で綺麗に磨いて、そして栄養をあたえてあげてください。手入れの方法は基本的に靴と同じで大丈夫です。汚れ落としや保護剤、そしてつや出しなどがありますが、リキッド状のものはお勧め致しません。
年月をへて、革がなじんできて、そうしたらまたクリームを塗って・・・いい感じの艶が出てきたアルバムはそれはもう本当に愛おしいものです。それには手入れが本当に大切です!
本革アルバムの手入れ
2006.06.22