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Power Macだらけ

Isao

アトリエには、デジタル編集用のマシンが2台とファイルを一括管理するサーバーがあります。このサーバーの役割は所属フォトグラファーが撮影したrawデータを、各々の自宅からインターネット回線で送信してくるものを受け取るFTP機能と、編集用マシンにファイルサービスをするファイルサーバーとしての役割が主な仕事です。イースターエッグの提携先の仕事は95%がデジタル撮影のため、このインフラの整備は結構速く2年前より試験運用を開始して昨年よりは本格稼働、今ではほとんどのフォトグラファーが自宅にいながら、24時間好きなときに撮影データを納品できるようにしました。このためアトリエのサーバー機は24時間連続運用です。
サーバーの仕事そのものはCPUにさほどの負荷を与えないので、本来ハイスペックなマシンはいらないのですが、何しろ扱う画像データが大きいので、至る所でボトルネックがおこりやすいのです。なので可能な限り通りの良くなる環境を整える事が重要です。この点マックにはほとんど専用仕様と言ってよいFW800というインターフェイスがあります。かなり早いと言われるUSB2.0よりもまだ遥かに通信が速いので、これを使わない手はありません。しかし・・・このインターフェイスを備えるのはマックでも高級機種だけ。しかし昨日までサーバーに使っていたのはi-MacのG5。これに様々なデータ保護のための防御機構を外付けしていたのですが、i-Macはそもそもサーバー輝として使用する事を想定して作られていないため、24時間連続運用では熱が相当こもり、データ保護の観点からも心配でした。また先に話したFW800も備えていないためデータの通信がどうしてもスムーズでなく無駄な時間を消費していました。
で、今日よりはサーバー機もめでたくPower Mac G5が就任しました。FW800もばっちり機能して通信が心地よくなりました。また、本体そのものにもRAID1機構を取り入れ、これで、外付けRAIDと併せて鉄壁のデータ保護環境が完成致しました。先ほど環境整備が終わりましたが、改めてアトリエを見ると壮観ですね。部屋の3隅にPower MacG5が鎮座。あとは、スイッチをギガビット用に変えるだけですが、これは明後日に持ち越します。さすがに疲れました!!

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