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モニターのキャリブレーション

Isao

スタッフが撮影から帰れば、年内の撮影は今日が最終。あとは秋のシーズン分の納品がおわれば、イースターエッグも年末年始のお休みに入ります。皆さんは今年どんな年でしたか?結婚式を挙げられた方は生涯忘れることのない一年になった事でしょう。来年挙式の方は独身最後の年として、それもまた良い想い出になるはずです。
イースターエッグは、そんな皆さんの大切な想い出を「綺麗にきちんと」残す。と言うことを仕事にしています。よく夢のある仕事だと言われますが、もちろん私たちは夢を叶えるというと少し大げさかもしれないですが、そういう仕事だと思っています。しかし、夢を見るのはお客様であって私たちは、それを叶えるためにサポートする側なのです。つまりはお客様の夢を叶えるために常に現実と向かい合い、現実が夢を超えてしまいそうになるのを防ぐ役割を果たします。

今日の私は、モニターの色と戦いました。デジタルカメラの色あわせをパソコンで行うとき、そのモニターが本当に正しい色を再現できているか否かは、最終のプリントに関わることなので、とても大切な条件となります。しかし、買ってきたばかりのモニターは、比較的万人受けの良いビビットな色合いに調整されていることが多く、それは一見美味しいと錯覚してしまう、ただ味付けの濃い料理とにています。いったん濃い味にしてしまった料理をあっさり味に戻すことが出来ないように、色もまたビビッドなトーンを階調豊かなグラデーションにもどすことは困難なのです。
その基準となるモニターの色あわせには、非常に面倒なキャリブレーションという作業を行う必要があります。イースターエッグではこの作業を全てのモニターで2週間に一度行っています。液晶モニターであれば1ヶ月に一度行えばまず大丈夫と言われていますが、その約2倍の精度を求めての作業です。しかも、ついでに言えばキャリブレーションを行う測色機にも様々な種類がありますが、私どもで使っているのは完全オーバースペックとも言える
分光光度計タイプ。フィルター方式でも精度にほとんど変わりはないそうですが、仕事で使う以上、「ほとんど」と言う言葉の裏に潜む怖さを考え最高のものを使っています。

イースターエッグにとってデジタルフォト元年と言えた2006年。その綺麗への追求の課程で、撮影とRAW現像とアルバム作成に完全に自信を持ちました。2007年からは手焼きアルバムと肩を並べる商品として、もちろんそれにはそれなりの完全な裏付けのある、デジタルアルバムをお届けいたします!!
2007年は「こんな綺麗なデジタルアルバム見たことがない!」皆さんにそういわれるような商品をご用意してお待ちしております。撮影・アルバム作成・色、、、トータルの品質を考えるなら是非一度イースターエッグのアトリエにお越し下さいね!!

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