仕事で使うカメラは、銀塩の物とデジタルの物があります。デジタルカメラは電源を相当要するのでほとんどの機種がそれ専用のリチウムイオン電池となるのですが、銀塩のカメラは単三電池が主流です。問題はその使用量。たとえば私の仕事スタイルはEOS-1VHSが2台なのですが一台あたり8本の単三電池を使います。2台で16本。そのほかにストロボ1台につき4本、これも2台ですので計8本。つまり普通に一度の撮影で24本の単三電池を使います。また万一を考え同数の予備を持って行きます。48本です!
もちろん一度の撮影で電池を使いきってしまうことは少ないのですが、やはり撮影時にへたった電池を使う気にはなれません。でも、残量のある電池を捨てたりするのは勿体ないし資源のことも考えないと。で、私はいつもニッケル水素電池を使っています。何十回(何百回でも)も充電できるし、持ちも悪くないしとても便利で経済的。
ただ、今まで使ってきた充電器にはいくつか問題がありました。充電が出来たというサインを確認して取り出したのに実際に使ってみると電池として機能しない。で一本一本を確認してみると、充電具合にばらつきがあったのです。時には一本まるまる充電されていないとか・・・どうしてこの状態で充電完了のサインが出るのか不思議であり、憤りを感じるところでもあります。また、それとは別に充電するたびに電池に癖が出てきます。ニッケル水素電池はメモリー効果と呼ばれる、充電体力の劣化がないとも言われますが現実にはあります。あると言わずなんと言おう!!
で今回購入したのは、一本一本の電池の充電具合がリアルタイムに確認できるタイプ。しかもリフレッシュ機能付き。先に話した電池の癖は残量のある状態で充電を繰り返すと起こる現象の一つです。リフレッシュとは、充電前に一度この残量を強制的に放電してくれる機能のこと。
たかが充電器ですが仕事となれば重要です。彼も仕事を支える大切なスタッフの一員です。