この一月、柿の木坂写真工房は、受験生と就活、転職活動の皆様
に溢れつづけています。少子化の影響か、かつての受験戦争時代の頃と少し様相は違いますが、過ぎた世代が「その頃はなぁ、某某・・・」と言うものではありませんし、やはり、初の受験に臨む小学生6年生、中学3年生のぎこちない眼差しには、もう応援しかありません。
受験と言えば、まずは願書出願。これも昔は紙ベースが当たり前でしたが、今は多くの学校がWEB出願。WEB出願と言えば、「
ミライコンパス」が断トツ一択な感がありますが、先日、「プラスシード」という新興システムの存在を知りました。いずれも写真の比率は4;3と同じですが、ピクセル数が異なるのですね。
例えば、
- ミライコンパス : 600px x 450px(2024年11月5日現在)
- プラスシード : 800px x 600px(2024年11月5日現在)
となっています。しかしですね、この辺がまぁ、、、適当というか何というか。図解入りの案内を見ると、縦5cm、横4センチを目安に。と高らかに謳われていたりします。
確かに、800px x 600px と限定はしていません。と言え、4:3と5:4の比とは写真屋にとっては、マイクロフォーサーズとシノゴのそれと一致し実際頭は大混乱です。
これでは、どちらがアナログ頭?と疑われそうな話ですが実は色々ありまして、昨年はパスポート申請用の写真サイズが、頑なに守ってきた4.5:3.5の比率をいとも簡単にあっさり知らんふりに、7.3:6という見たことも聞いたこともない比率に変え、しかもそれはオンライン申請の場合に限るだったりするので、現場は、、、まぁ、ぼやくくらいですが混乱です。
とにかく、写真屋さんとしては、有りと有らゆる情報を常に見張っていないと、間違いなく置いてゆかれてしまいます。
たとえ、大山鳴動して鼠一匹になろうなと、薄々感づいていたとしても、証明写真の規格に関して「解りかねます」とは言えないんです。
受検じゃないですが、柿の木坂写真工房も頑張ります。