学生の頃、月曜日はいつもブルーでした。勉強が嫌いとか友達がいないとかではなかったのですが、何しろ学校が嫌いでした。土日は好きなアルバイトをしたりして、少なくとも自分の自由になる時間を持てて、また同時に曲がりなりにも自己責任みたいなものが萌芽し初めました。だから「嫌なものを選択しない自由」というような感覚で月曜日がブルーなのでした。
それから20年以上たって今。月曜日はすっきりスカイブルーです。土日の撮影で緊張しきった精神がすっと抜けて、一気に身も心も楽になるのです。そして、また別の仕事が始まります。今日はRAW現像を少ししました。RAW現像のソフトにはいろいろ存在するというお話はたびたびしてきましたが、今日はその中でも最高に良い画質をたたき出してくれる「SILKY PIX」を使いました。このソフトはダウンロード販売専用で店頭では入手できないのですが、何しろ良い絵作りに描かせない現像するためのパラメータ設定が細かくてしかも適切で結果も素晴らしいものなのです。反面一枚一枚の作業時間もとても多くかかってしまい、つまり毎度このソフトで現像するという事は現実的にできません。現状は私どものRAW現像スキル維持のためや、この一枚を極めたいというときに使っています。しかし、私もこういう作業はとても好きなので、一度起動してしまうとこれで作業を続けてしまうのですね。うーん!綺麗な絵ができるなぁ!!と感動です。RAW現像は本当にデジタルの手焼きですね。きっとこのスキルのうまい下手が将来ものを言うのだろうな!!がんばってより良いRAW現像でデロッパーになろうと思います!!
SILKY PIX
2006.03.28