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SUMMER TIME1

Isao

東京の夏

東京で花火を見るのは何度目だろうか。

空が狭く、人が多い。

それでも打ち上がる花火にはみな歓喜する。

花火師の意志がこだまし万人の胸に響き渡る。

それはこの先どんなに文明が発展しようとも変わらないもの。

終わった後の空しさもまたいとおかし。

夏はまだ終わる気配すらない。

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