

長年使ってきたマウスが、ついに寿命を迎えました。
そこで後継機を購入したのですが、選んだのは色違いのモデルです。性能も形状もほぼ同じ。それにもかかわらず、ブラックモデルだけが少しだけ高い価格設定になっていました。
現在使用しているMacBook Proがスペースブラックなので、どうせなら色を揃えたい。その心理を自覚しながらも、結局はその「少し高い方」を選んでしまいました。
メーカーの戦略に見事に乗せられていると言えば、その通りです。
しかし、少し考えてみると、このような心理は決して現代特有のものではありません。
人類は古くから、単なる実用品以上の価値を物に見いだしてきました。タカラガイや毛皮、あるいは装飾品など、本来の機能とは別の価値を共有し、交換し、所有することによって社会や経済を発展させてきた歴史があります。
そう考えると、「色を揃えたい」という、ごく些細な所有欲も、人間が本来持っている価値判断の延長線上にあるのでしょう。
だからこそ、この価格差に少し悔しさを覚えながらも、納得してしまう自分がいるのかもしれません。
Apple(日本)

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