いよいよイースターエッグでも、デジタルでの撮影が本格的に増えてきました。
画質という一点だけで比較すれば、デジタルはまだ銀塩写真、特に手焼きプリントの豊かな階調には及ばない部分もあります。けれど、デジタルにはデジタルならではの機動力や実用性があり、今後は「銀塩かデジタルか」という選択そのものが、撮影の個性になっていくのかもしれません。
私自身、デジタルでは主にキヤノンの5Dと20Dを組み合わせて使用しています。
5Dは広角レンズとの相性が非常によく、空間の広がりを素直に描いてくれるカメラ。一方20Dは画角的に望遠寄りとなるため、スナップや式中の撮影で扱いやすい場面があります。
ただ、フォトグラファー全体で見ると、ニコン派がかなり多い様です。(あくまでイースターエッグ内のお話です)写真学校でニコン機が採用されていることも多く、そのまま長年ニコンを使い続けている方が多かったのでしょう。
しかし、ニコンには、ブライダルの現場で「本当に仕事道具として使いやすい」と感じられるデジタル機が、実はまだまだ少ないのです。
私自身も昨年までは、D2Xを使用していました。
描写は「条件が整えば」非常に美しい絵を出してくれるカメラでした。条件というのは、ズバリ露出です。D2Xの露出はかなりシビアで、少しでも外すと途端に険しいものとなりました。
じっくり撮るスタジオワークや風景には向いていても、光がめまぐるしく変わる婚礼スナップの現場では、常に完璧な露出を追い続けるのは現実的ではありませんでした。
一方、完全なコンシュマー機と言えるD70は、実によく出来たカメラでした。軽快で扱いやすく、画質も十分。ただ、毎週のように現場へ持ち出す業務機材として考えると、耐久性の面で少し不安が残ります。
そんな中で、ずっと待っていたのが「仕事として安心して使えるニコン機」でした。
そして、ようやく登場したのがD200です。
これは本当に良いカメラといえるでしょう。
1000万画素という絶妙なバランス。
十分高精細でありながら、1200万画素クラスほどデータ負荷が重すぎない。コンピュータ処理やメモリーカード容量との兼ね合いを考えても、非常に現実的な落としどころ。
連写性能や操作性も含め、婚礼スナップの現場で使う道具として非常に完成度が高い期待のカメラです。
一時、「縞状ノイズ」の問題も話題になりましたが、すでに改善済みとのこと。
そんなわけで、この春、イースターエッグもD200をどーんと導入します。


