
都立大学駅周辺には、6つの商店会があります。
それぞれが地域に根ざし、日々の暮らしを支える商品やサービス、医療や介護といった様々な分野で活動しています。大型店やチェーン店ではなかなか出会えない、店主の顔が見える個性的なお店が多いことも、この街ならではの魅力でしょう。長く通い続けてくださるファンの多いお店が少なくないのも、その証だと思います。
しかし一方で、少子高齢化や後継者不足といった課題は、この地域においても決して他人事ではありません。長年街を支えてきたお店が閉店を余儀なくされるケースも増え、商店会の規模そのものも少しずつ縮小しています。
都立大学は、渋谷から20分とかからない利便性の高い街です。しかしその反面、学芸大学や自由が丘といった知名度の高いエリアに人の流れを奪われやすいという現実もあります。
もちろん、個々のお店が努力を続けています。それでも、一店舗や一商店会だけでできることには限界があります。特に都立大学の移転以降、地域全体としての魅力発信や集客のあり方については、これまで以上に考えなければならない課題として顕在化してきました。
そんな現状を少しでも変えていこうと立ち上がったのが「とりつじん」です。
都立大学エリアの6つの商店会が連携し、有志によって運営されている任意団体です。街の魅力を発信し、地域の人とお店をつなぎ、これからの都立大学をより元気な街にしていこうという取り組みを続けています。
ありがたいことに、このたび柿の木坂写真工房も、その末席に加えていただくことになりました。
そして今日は、とりつじんが発行する冊子に掲載していただく記事の取材のため、関係者の皆さんにお越しいただきました。
実を言うと、私は物事を理路整然と話すのがあまり得意ではありません。だからこそ写真という表現手段を選び、ここまでやってきたのだと思っています。
それでも、普段あまりない形で自分の考えや地域への想いを言葉にする機会をいただくのは、とても良い刺激になります。
どんな記事に仕上がるのか、今から楽しみです。
冊子の完成は秋以降とのこと。
完成した際には、またこちらでもご紹介したいと思います。



