ルーターをRTX840に入れ替えました

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早々の選手交代

これまで使用していたBuffaloのVR-U300W。ひとつひとつの機能は悪くないのですが、どうにも機能を盛り込み過ぎているのか、全体的な動作が重く、なかなか悩まされていました。

特に困っていたのがVPN経由でのリモートワークです。写真スタジオという仕事柄、RAWデータをサーバーとやり取りすることも少なくありません。しかし、その負荷が掛かると接続が不安定になり、時にはルーターそのものが落ちてしまうこともありました。

VPNルーターを名乗っているのだから、もう少し頑張ってほしいところですが、そもそもRAWデータをVPNとSMB経由でやり取りしようという使い方自体が、この製品の想定を超えていたのでしょう。ExcelやWord、Web会議程度の利用を前提に設計されていると考えれば、責めるのも少し酷かもしれません。

バリバリの業務用ルーター

そこで今回導入したのが、YAMAHAのRTX840です。

同じくYAMAHAのRTX1300も検討しました。10Gbps対応で魅力的な機種ですが、現在の柿の木坂写真工房の規模では明らかにオーバースペックです。サーバー1台にクライアントが2台、それにVPN接続が1~2台。必要なのは速度よりも安定性でした。

とはいえ、RTX840も小規模環境には十分すぎるほど本格的な業務用ルーターです。導入を決めるまで二週間ほど悩み、価格.comやオークションを眺めながら中古や特価品も視野に出物がないか探していました。

値上げ情報の不意打ち

ところがその最中、7月1日から大幅な値上げが予定されているという情報を入手。しかも値上げ幅は1万5千円以上とのことです。

こうなると話は別です。

設定はねこじゃらしさんに

その日のうちに新品の在庫を確保し、即注文。もともと流通量の多い製品ではないため、価格差よりも在庫の有無が重要でした。完全業務用となれば設定は自力では厳しいので、いつもお世話になっている「ねこじゃらし」さんへ依頼することにしました。

事前にお借りしていたRTX1210で環境確認とテストを行った結果、接続が落ちる原因はやはりVR-U300W側にあることも改めて判明。あとは環境に合わせてconfigを作成していただき、設置するだけです。

作業時間はわずか30分。

明らかな実力、余力

結果は期待以上でした。

接続は驚くほど安定し、トラフィックも以前よりスムーズに感じます。おそらくRTX840の性能のほんの一部しか使っていないのでしょうが、それこそが余裕というものなのでしょう。

なお、RTX840にはWi-Fi機能が搭載されていないため、VR-U300Wはアクセスポイントとして再利用しています。

スタッフ用とお客様用のWi-Fiを別セグメント・別SSIDで運用する構成もそのまま継続。VLANを利用した環境ですが、Wi-Fiアクセスポイント専用機として使うには少々贅沢な設備になりました。

何より嬉しいのは、リモートワーク中にルーターが落ちるという、最も避けたいトラブルから解放されたことです。

反省と切り換え

振り返れば、お正月の段階で少しだけ真面目に検討していれば、最初からRTX840とYAMAHA製アクセスポイントの組み合わせにしていたはずでした。そうしていれば総額ももう少し安く、最初から安定した環境で仕事ができていたでしょう。

結局のところ、見た目の価格だけで判断してしまった自分への反省です。

それでも結果オーライ。

配線は相変わらず見せられたものではありませんが、ラックの中に収まったRTX840は実に美しい姿をしています。そして何より、ネットワークが静かに、確実に働いてくれていることが一番の満足です。

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