Leica SL

ライカのSLが工房に投入されました。フルサイズの一眼タイプのカメラです。M型のライカとは異なり、レンジファインダー機ではありません。このカメラに求めたもの。それは圧倒的な先進性でした。

約1ヶ月前、虎ノ門ヒルズで行われた、先行発表会でのタッチアンドトライで触らせて頂いた、この機への率直なファーストインプレッションは、「大丈夫か?」という、ややネガティブなものでした。日本人の手には、少し大きく、重いカメラ、そして専用のレンズ群。様々な制約を取り払って、性能の向上に努めた結果だとは思いますが、とにかく重い。これに純正の縦型グリップを取り付け二台体勢でウェディングの撮影を敢行すれば、計算すると両肩にそれぞれ6Kgくらいの負荷が掛かりそうです。これは無理です。と言う訳で、このカメラの主な使用対象は、スタジオフォトになりそうです。

サイズ・重量の前に、価格が最大のネックでした。元が取れるのか?これは経営者にとって、避けては通れない判断基準です。無理です。今までの売上を元に試算をすれば、減価償却で元が取れるものでは無いです。

それでも、この絵の美しさ、レンズの切れ味のすさまじさ。によって予約。納品となったのです。M型ライカには、絶対の神話的タニマチがおり、このような軟派なカメラを認めないかも知れません。しかし、このカメラにもM型レンズはつくし、電子ファインダーとは言え、パララックス無しで、ボケ味確認しながら撮影も出来る。新しいLマウントを扱う他社も出て来るようなので、その展開も楽しみです。

デジタル時代のライカの挑戦かも知れません。載ってしまったからには、勝ってもらわなければなりません。そのためには私たちも活躍しなければなりません。武者震いがして腕が鳴ります。

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