先日導入したNECの広色域モニター。
Adobe RGBの表示に対応したモデルなのですが、実際に写真を表示してみると、その色域の広さは一目でわかります。
せっかくなので、MacのColorSyncを使って色域を比較してみました。

上のグラフが、NEC LCD2690WUXiのカラープロファイルです。
薄く表示されている領域がAdobe RGBの色域を示しているのですが、比較してみるとLCD2690WUXiがいかに広い色域をカバーしているかがよくわかります。
写真撮影において、カメラが記録できる色を正しく表示できなければ、その後の調整作業にも限界があります。
特にAdobe RGBで撮影・現像を行う場合、モニター側がその色域を十分に再現できることは大きな意味を持ちます。
さらに興味深かったのが、一般的なCMYK印刷プロファイルとの比較です。

グラフを見る限り、LCD2690WUXiは印刷で再現できる色域の大部分をカバーしていました。
つまり、モニター上で見ている色と印刷結果との差をより正確に把握しながら作業できるということです。
もちろん最終的な色確認にはプリントが欠かせませんが、モニター段階でここまで再現性が高いのは大きな安心材料です。
写真館や婚礼写真の仕事では、撮影した写真をアルバムやプリントとしてお客様へお渡しすることがほとんどです。
だからこそ、撮る技術だけでなく、色を正しく見る環境にも投資する価値があります。
導入前は少し高価に感じましたが、こうして確認してみると「やはり買って良かった」のひと言に尽きます。


