Slow Plan Promotion Shooting

ライカで撮影をする「Slow Plan」。 先月の発表以来、とても多くのカップル様より、オファーを頂く事となり、10月開始でしたが、少しだけ前倒しをして今月よりサービスを開始しました。

今日は、来月9日に撮影を予定しているお客様との打ち合わせでした。

イースターエッグでご注文を頂く方の多くは、手焼きアルバムを選ばれます。その中でも、とりわけ写真に強いこだわりをお持ちの方から、「ライカでの撮影を!」というご希望を頂くことがあります。

そして不思議なことに、このリクエストは女性のお客様に多いのです。

古いライカレンズで撮影すると、現代の基準では本来“甘い”と言われる描写が、不思議と「あたたかさ」や「情緒」に変わります。

解像力や収差補正だけで見れば、決して優秀なレンズではありません。むしろ性能面では、今のレンズの方が圧倒的です。

それでもなお、他では代え難い空気を写してくれる。

私自身、「なぜこんなに不完全なレンズを使い続けてしまうのだろう」と思いながら、結局手放せずにいます。

今回のお客様も、ライカでの撮影をご希望です。

ライカでの撮影は、いつもの仕事とはまるで違います。

露出も、ピントも、フィルムの巻き上げも巻き戻しも、すべて手動。

現代のプロ用カメラと比べれば、驚くほど非効率で、リスクの高い撮影方法です。

最新の一眼レフであれば、高い歩留まりで安定した写真を残すことができます。暗所にも強く、速く、正確で、失敗も少ない。

けれどライカは違います。

ピントを外すこともある。
露出を読み違えることもある。

しかもブライダルは、撮り直しの出来ない一瞬の連続です。落ち着いて構図を組み立てる余裕など、現場にはほとんどありません。

そう考えれば、婚礼撮影にライカを持ち込むのは、かなり無謀なことなのかもしれません。

それでもなお、このカメラでしか描けない絵があります。

もちろん理想を言えば、

「最新機材の安定感」と、
「ライカの美しさ」

その両方を一台で叶えたい。

けれど今のところ、その二つを完全に両立することは難しいようです。

だからこそ、イースターエッグの「Slow Plan」では、必ずフォトグラファー二名体制を取っています。

一人は、瞬間に強い最新一眼レフで確実な記録を残す。
もう一人は、ライカで情緒や空気を掬い上げる。

安定性と、美的描写。

その両方を追いかけるための、少し贅沢な組み合わせです。

Share if you like it!
  • URLをコピーしました!
目次