まつこと3ヶ月、漸く手元に

6月の発表時、ほとんど一目惚れに近い感覚で、すぐに注文していたLeica M9-Pが、ようやく届きました。
しかも、Summilux-M 21mm F1.4 ASPH.まで一緒です。
いや、なんとも悩ましいタイミングです。ウェディングや七五三などで業務が多忙になるこの時期。届いたことは嬉しいのですが、思う存分に楽しむには、少しばかり時間が足りません。
それでも、来たからには開梱しないわけにはいきません。
そうなると不思議なもので、さっきまで億劫だった雑務まで、信じられないほど効率的に、そして正確に早く片付いていきます。我ながら、なんとも無邪気なものです。

ボディカラーは、最後まで悩んだ末にシルバーを選びました。これは、個人的には正しい判断だったと思います。

トップカバーに刻まれたLeicaのエングレービング。やはり、これはたまりません。
M3などのアナログ機に比べると、少しぼてっとした印象のボディです。フィルム巻き上げレバーがないことも、その印象を強めているように感じます。
とはいえ、何かを足せば良いという単純な話でもないのでしょう。これは、使いながら身体に馴染ませていくしかなさそうです。

うーん。
いや、格好良い。素敵すぎる。
何より先にバッテリーの充電を始めましたが、その充電時間の長く感じることといったらありません。


取扱説明書やら、何やら。これは製造責任者のサインでしょうか。
ひとつひとつを眺めているだけで、期待値がどんどん上がっていきます。

そして、ようやく充電が完了。
初期設定を行います。
液晶に表示されるフォントまで、どこかドイツ製の機械であることを感じさせます。
これから、このカメラはどんな絵を私にもたらしてくれるのでしょうか。
そして果たして、私はこのカメラについて行くことができるのでしょうか。
そんなことを考えながら、今、この機が自分の手元にあることの幸せを噛みしめています。
さて、記念すべき一枚目は、何を撮ろう。
今まで、どんなカメラを買っても、そんなことを考えたことはありませんでした。
それだけ、このカメラは特別な存在なのでしょう。
M3やM4の新品を手にすることは、もう叶いません。
けれど、このデジタルのM9-Pも、あの時代のライカのように、長く使い続けることができるのでしょうか。
それとも、今時のデジタルカメラと同じように、やがて古さを感じる日が来るのでしょうか。
それは、私自身の心持ち次第なのかもしれません。そしてもちろん、このカメラがこれから見せてくれるものにも掛かっています。
期待を込めて。
明日、最初の一枚を切ろうと思います。


