MacBook Pro Late2021 Keyboardの掃除 その2

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キーボードを徹底的に掃除する

前回、キーボードの隙間に入り込んだ塵埃をある程度取り除き、いよいよ次なる難関、キーそのものの掃除に取り掛かるところまで来ました。

ところが、ここで一つ問題があります。

キーを一つひとつ拭こうとすれば、当然ながらキーに触れることになります。

MacBookシリーズは、電源を切った状態でもキーに触れると電源が入ってしまう。掃除をする時、これはかなり余計な仕様です。

さて、どうしたものか。

KeyboardCleanToolを見つけた

同じ事を考える人、それを解決してくれる人はいるもの

そこで考えました。

キーボードを掃除するのなら、掃除をしている間だけ、キーボードそのものを無効にしてしまえばいい。

MacBook Proのこの仕様に辟易としている人は、世界中に溢れているに違いありません。需要は相当にあるはず。つまり、供給も必ずあるはず。調べてみると、ありました。供給。

BetterTouchToolなどを開発しているfolivoraが提供している、KeyboardCleanToolという小さなアプリです。

今回は、とにかく清掃中にキーが反応しなくなってくれれば、それで十分。

ちなみに、同じfolivoraが開発しているBetterTouchToolも、以前から少し気になっているソフトです。

Macのキーボードやトラックパッド、マウスなどを細かくカスタマイズできる、かなり高機能なアプリらしい。

こちらは時間のある時にじっくり調べてみて、自分の用途に合っていそうなら導入を考えてみたいと思います。

ともあれ、今回は余計なことはせず、目的に特化したKeyboardCleanToolをインストールします。ちなみに、無料です。

これ以上ないほどシンプル

早速、KeyboardCleanToolを起動します。

すると現れたダイアログは、間違えようがないほどシンプルです。

画面上部に、

Click to start cleaning mode / lock the keyboard!

と書かれたテキストボタンが一つ。

それ以外には、ほとんど何もありません。

これなら、間違えようがありません。

ここをマウスでクリック。

すると、ボタンの表示が変わり、

Click to stop cleaning mode / unlock the keyboard!

となります。

キーボードがロックされた状態です。

試しにキーを押してみます。

……確かに反応しません。

いくつかのキーを試してみましたが、キーボード入力は確実に無効化されています。

これで、ようやく思う存分、キーボードの掃除ができる環境が整いました。

しかも、この操作はすべてマウスで完結します。

掃除が終わったら、同じボタンをもう一度クリックするだけ。

実に潔い。

こういう「それだけ出来ればいい」というソフトは、個人的にかなり好みです。

まずはブロアーで

さて、掃除開始です。

まずはブロアーで、キーの隙間に入り込んでいる埃を吹き飛ばします。

固着していないものなら、これで大体は綺麗に飛んでいきます。

もっとも、これは普段から行っている掃除の範囲。

今回は、ここから先をもう少し丁寧にやってみます。なにせ、あと2年は使うと決めたのですから。

一つひとつのキーを拭き上げる

次に取り出したのは、いつも使っているApple純正のポリッシングクロス。

これまでもキーボードの表面は拭いていましたが、今回はいつもより力を入れながら、それでももちろん丁寧に、キーを一つひとつ拭き上げていきます。

すると、思っていた以上に綺麗になっていく。

どうやら、知らないうちに、キーの表面にはうっすらと何かがこびりついていたようです。

4年間、毎日のように指で触れてきたのですから、当然と言えば当然なのかもしれません。

マットブラックの表面に生じたテカリは、単なる汚れではなく、長年の使用によって塗装そのものが研磨されたかのようです。

4年間使ってきた証です。

それでも、表面に付着していたものを取り除くだけで、キーの印象はかなり変わります。

さらに、キーとキーの間は、綿棒を使って丁寧に拭き上げます。

こういう細かいところは、やはり人間の手仕事に限ります。

静電ブラシでササッと

最後に、静電気ブラシで全体をもう一度払って仕上げます。

これで、ひとまず完了。

あとはKeyboardCleanToolのダイアログを、マウスでもう一度クリックします。

すると、キーボードが再び反応するようになります。

実に簡単です。

見違えるようになった

細かいことを言えば、100%新品同様になったわけではありません。

4年間使ってきたMacBookですから、傷もありますし、キー表面のテカリも残っています。

それでも、見違えるように綺麗になりました。

何より、綺麗なマシンで仕事をするのは気持ちがいい。

そして不思議なことに、道具を綺麗にすると、その道具を丁寧に扱おうという意識も自然と高まります。

これは、カメラ機材にも通じることです。

道具は、使えば必ず変化する

道具は、使えば必ず汚れます。

そして、劣化もします。

使うことによって劣化が進みやすい箇所もあれば、逆に使わないことで劣化しやすい箇所もある。

だからこそ、日頃から触って、見て、掃除する。

そうすることで、小さな異変や劣化を早い段階で発見することができます。

そして、手遅れになる前にメンテナンスをする。

これは、良い道具を長く使うためには、案外大切なことなのだと思います。

日々の清掃。

定期的なチェック。

必要に応じたメンテナンス。

この三つを繰り返していれば、良いものを長く使うことができる。

そして、いずれ買い替えの時期が来たとしても、きちんと手入れされてきた機材なら、それなりの査定となって、次の機材へ還元される可能性もあります。

そう考えれば、丁寧に使うことは、単に「古いものを我慢して使う」という話ではありません。

良いものを、良い状態で、長く使う。

これは、かなり合理的なことなのではないでしょうか。

M5 MacBook Proへの物欲をいったん横に置き、あと2年使うことを決めた私のMacBook Pro Late 2021。

今回の大掃除は、その決意をあらためて実感する、良い機会になりました。

さて、あと2年。

まだまだ、働いてもらいます。

見違えるようになりました。

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