2009年夏、鳴り物入りで登場したPEN E-P1。ハーフ版カメラの金字塔PEN Fシリーズを彷彿とさせるコンセプト。美しいスタイルにも共感し、発売日に購入しました。ファインダーを覗くことなく背面モニターを見ながら撮影するスタイルは、個人的には余り好みではないのですが、このカメラの想定ユーザーを想像すれば、むしろ妥当だろうと考えていました。

しかし、、、半年にも満たない同年12月、外付けのEVFポートを備えた今回紹介するE-P2の発売時には、なんとも言えない複雑な気持ちになりました。優美なデザインが、とってつけたようなシュー部の出っ張りが、これほど雰囲気を壊してしまうものか? 何故、せめてE-P1と同時発売しなかったのか? コンセプトに迷いのあるまま製品化したのか?
EVFを装着出来る事を除けば、センサーもエンジン等含め性能はほぼ同一。EVFを取り付けた姿は、かなり見苦しく、装着していない時には、中途半端に出っ張ったシュー部がこれも見苦しく、これは負け惜しみでは無く買い換える意欲も必要性もありません。

しかし、2011年のお正月。遂に負けてしまいました。マウントアダプターを介してライカのM型レンズを装着して、ライカやツァイスのレンズをデジタルで使う遊びにはまっていたのです。こうなると、背面液晶モニターでは、なかなか満足がいかなくなります。

精密なピント合わせは、不可能です。そこで浮上したのがEーP2&EVF。色々な意味で腑落ちをする事が出来ました。手軽にお散歩写真を撮る時には、E-P1。ちょっと遊んでみたい時にはE-P2。そんな使い分けを無理矢理するようになりました。

となると現金なものです。E-P1用に使っていた革のジャケットとユリシーズのストラップまで、E-P2にそっくり移行。シューの出っ張り以外は変わらないので、何の支障もなく装着出来ます。

今までは、余り考えていなかったボディ内手ぶれ補正機能も、その恩恵を感じられるようになりました。レンズの性能が良い分、求める画質も高くなって、すると使用感度が必然的に低くなります。
こうなると常用ISO感度は100が基本となりました。

今までは、センサーサイズが小さいのだから、多少画質にハンディがあっても、それはそれ。必要ならフルサイズ気を遣えば良い。と思っていたのが、妥協にしか思えなくなってきました。言うまでもなく妥協そのものですが。




